15 DIY(Do it yourself)
デーブのハンドメイド・ハウスは、彼の個性の表れだ。
壁のペンキは、サーモンピンクをメインに、
エメラルドグリーンとターコイズブルーがポイントカラー。
天井は無垢のログ材を使い、ハンドメイドの木製家具にもこだわりがある。
部屋には彼の絵が無造作に飾られ、窓からの雄大な風景と調和している。
広い緑の向こうには、海からぽっかりとまあるい山が浮かんだように見える。
キーウィは、手先が器用で、家の改修、水道の工事、車の整備、道具作り、花壇作りなどなど、
なんでもかんでも自分でやってしまう。
それが、DIY(Do it yourself)だ。
TVでは、毎日のようにDIYの番組が流れ、DIYのお店もたくさんある。
(不動産の売買に税金がかからず、人口密度が低いせいか、)
キーウィは定住の意識が希薄で、自分で改装・改築した家をさっさと売って、
わりと気軽に、次の場所に移動していく。
わたしも、移住当初は、ワーゲンのキャンピングカーで移動しながら、暮らしていた。
後に定住地を決め、ウォールペインティングをよくやった。
隣家のちびっ子たちが、ペンキ塗りや、
菜園作り、カーポートのコンクリート張り、暖炉の薪割り、
そして、牛糞集めまで、嬉々として手伝ってくれた。
子どもたちはこうして、知恵や技を自ら学んでいく。
彼らがやがて自立していくとき、結婚式も手作りで挙げてしまう。
ガーデン・ウエディング、シーサイド・ウエディング、形式にとらわれない自由な感覚の式から、
のびのびとした幸せがじんわりと伝わってくる。
ものを生み出すときに出てくるエネルギー、それが生きるパワーとなっていく。
キーウィは、朝から元気がいい。
裸足で闊歩して地球とつきあう。



