事始のお祈り(ガネーシャ神)
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満月のような太鼓腹をもっている
ガネーシャ神(大黒天・歓喜天)の大好物は・・・
黒砂糖とココナッツで作った餡を米粉の皮で包んで蒸した
モーダカ(歓喜)と呼ばれる甘くてまあるい砂糖菓子。
この神さま、月の満ち欠けに関係しているといわれています。
月の綺麗なある晩のこと
誕生日にお捧げされたモーダカをたっぷりいただいた
ほろ酔い加減のガネーシャ神は
上機嫌でねずみに乗って家路につきました。
が、そのとき突然、1匹の蛇が目の前を横切り
びっくりしたねずみがガネーシャ神を振り落としてしまいます。
地面に叩きつけられたガネーシャ神のお腹はざっくりと裂け、
せっかく食べたモーダカがあたり一面に散らばってしまいました。
あわててモーダカを拾い集め、お腹にもどし入れたガネーシャ神、
その蛇を捕まえて帯の代わりにお腹に巻き、
気を取り直して、ねずみにまたがりました。
とその瞬間、遥か頭上から高笑いが聞こえてきました。
一部始終を見ていた月が、嘲笑っているのです。
ガネーシャ神は怒りに震え
自らの牙を片方折って月に投げつけ、
『お前を見た者は不幸に見舞われることになるだろう』
と呪いをかけました。
(ガネーシャ神の牙がなぜ1本折れているのか?
数ある神話のうちのひとつです)
以後誰ひとりとして月を見る者がいなくなってしまったことに
嘆き悲しんだ月は、蓮の花の中に隠れてしまい、
光を失った夜は、闇に包まれてしまいました。
困った神々のお取りなしによって
なんとかその呪力は弱まり、
月は定期的に光を放ったり失ったりするようになりました。
こうして月の満ち欠けが起こるようになったといわれています。
インドでは、あらゆることの開始にあたってまず
このガネーシャ神に祈りを捧げると良いとされています。
2009年のはじめに
皆さまの健康とご多幸を祈念して
ガネーシャ神にガーベラとお雑煮をお捧げさせていただきました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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